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助成事業

1.2023年度 助成プログラム概要

(1)助成の対象分野

金属等注1の塑性を利用した加工(以下「塑性加工分野、又は塑性加工」)及び高密度エネルギー下での諸特性を利用した加工(以下「レーザプロセッシング分野、又はレーザ加工」)に必要な技術注2の研究・調査に対する、2.研究開発助成、及びそれらの普及啓発に対する、3.国際交流助成、が弊財団の助成の対象分野です。

注1
「金属等」とは金属、プラスチック、ガラス、CFRP、セラミックス及び複合材料等です。
注2
「加工に必要な技術」とは、加工に間接的に影響を及ぼす技術、センシング、IoT、AI、CPS、計測等も含みます。

(2)2023年度 助成事業の方針

我が国の研究開発環境には様々な問題や不安があり、特に研究資金の確保や若手研究者の育成は喫緊の課題です。天田財団は、研究の進展を支え、若手研究者や技能者の育成を推進し、その成果を社会実装に繋げることを目標に公益事業の展開に努めてまいります。

本年度の助成金総額は約2億7,000万円を予定しています。
(2022年度の助成実績は、2億7,486万円)
当該分野の助成受給者にとって「研究の進展に寄与する」助成金を目指します。
本年度より一般研究開発助成の最高300万円/件へ、国際会議等参加助成を最高45万円/人へ増額、また国際シンポジウム準備開催助成の年齢制限を解除しました。

2.研究開発助成(募集期間終了)

[募集期間]2023年5月1日~7月31日 募集予算:約2億5,300万円
助成プログラム名称 助成金
(万円)
募集件数
塑性・レーザ合算
募集内容
Ⅰ)重点研究開発助成 (課題研究)
技術動向や社会情勢のニーズを重点研究課題として顕在化させ、それに対して独創的、革新的な研究に対する助成
助成金(万円) 800~1,000 募集件数(塑性・レーザー合算) 4~6 募集内容 募集
期間
終了
Ⅱ)一般研究開発助成
基礎的、試験的、実用的な研究で助成対象分野の進展に期待できる研究に対する助成
助成金(万円) 200~300 募集件数(塑性・レーザー合算) 40~50 募集内容 募集
期間
終了
Ⅲ)奨励研究助成 (若手研究者枠)
助成対象分野の若手研究者の育成、挑戦的研究に対する助成
助成金(万円) 180~200 募集件数(塑性・レーザー合算) 16~20 募集内容 募集
期間
終了

3.国際交流助成(本年度の後期助成として追加募集します)

[募集期間]2023年10月1日~12月20日 募集予算:約 1,000万円
助成プログラム名称 助成金
(万円)
募集件数
塑性・レーザ合算
募集内容
Ⅳ)国際会議等準備及び開催助成注1
国内で開催される権威ある機関、又は団体が主催する国際会議等の準備及び開催への助成
助成金(万円) 80~100 募集件数(塑性・レーザー合算) ~2 募集内容
Ⅴ)第1回国際会議等準備及び開催助成注1
海外で開催実績があり、国内で初めて開催される権威ある機関、又は団体が主催する国際会議等の準備及び開催への助成(初回限定)
助成金(万円) 100~150 募集件数(塑性・レーザー合算) ~1 募集内容
Ⅵ)国際会議等参加助成注2
海外で開催される権威ある機関、又は団体が主催する国際会議等に参加(オンライン含む)し、発表や運営の役割を担う者の旅費等に対する助成
また、同行し発表を行う院生等がいる場合は1名に限り旅費等に対する助成を追加します。
※同一機関から同一会議への応募が複数件あった場合の採択は最大2件とします。
助成金(万円)
1名の場合
25~45
2名の場合
50~90
募集件数(塑性・レーザー合算)
1名の場合
~4
2名の場合
~4
募集内容
Ⅶ)国際会議等参加助成 (若手研究者枠)注2
海外で開催される権威ある機関、又は団体が主催する国際会議等に参加(オンライン含む)、発表等を行う若手研究者の旅費・参加等に対する助成
※同一機関から同一会議への応募が複数件あった場合の採択は最大2件とします。
助成金(万円) 25~45 募集件数(塑性・レーザー合算) ~2 募集内容
Ⅷ)国際シンポジウム等準備及び開催助成注1
自らが中心的な役割を担い、3ヶ国以上の研究者を招請して開催する小規模の研究交流会等への準備及び開催への助成(オンライン開催含む)
助成金(万円) 40~50 募集件数(塑性・レーザー合算) ~1 募集内容

(注1)国際会議等をオンラインで開催する場合も助成の対象とします。
(注2)旅費等には「オンライン参加費」も助成の対象とします。
    但し、オンライン参加の場合は、給付される助成金は「実費」相当分とします。

※ 新型コロナウイルスの感染拡大により、国際会議等の開催日程が変更になった場合
 *申請時の開催日程が、その後「延期」になった場合
  ⇒ 採択された場合に「計画書」を変更してください。
 *申請時の国際会議等が「中止」になった場合
  ⇒ 採択前であれば、「申請辞退」とさせていただきます。
  ⇒ 採択後であれば、「助成辞退(助成金返還)」とさせていただきます。

4.応募条件(以下の条件を全て満たすこと)及びお知らせ

(1)
助成対象となる研究分野に携わる研究者で日本国内の大学(院)、高等専門学校、国公立及びそれに準ずる研究機関に所属(勤務)する研究者(ポスドク含む)、又は国内の学協会に所属する研究団体の研究者とします。但し、学生及び大学院生は対象外です。また、国籍は問いません。
(2)
原則として助成期間中に申請時の所属機関に在籍が見込まれる者。但し、助成期間内に他の研究機関(民間除く)へ異動し、助成研究の継続を希望された場合は、助成金の移し替えを異動元・異動先の機関と各自で調整願います。(弊財団へは報告のみで結構です)
但し、異動先が海外の研究機関の場合は助成を中止し、その時点での成果報告及び残った助成金を返還願います。(弊財団の公益事業が日本国内に限定しているため)
(3)
申請時に年齢の制限はありませんが、助成期間中に定年による退職が予想される場合は、申請をご遠慮ください。
(4)
国際交流助成のみを重複しては受けられません。また既に助成を受けている場合はその助成期間が終了し報告書の提出が完了するまでは新たな応募はできません。但し、研究開発助成と国際交流助成は別々のカテゴリーとしていますので各々1件ずつは助成を受けられます。
×:現在、国際交流助成受給中の場合、新規の国際交流助成応募は不可
◎:現在、研究開発助成のみ受給中の場合、新規の国際交流助成応募は可
  (※但し、国際会議等開催準備助成は重複不可対象から除きます)
(5)
応募時は所属長の氏名を明記願いますが、推薦状は不要とします。但し、採択後の助成金交付時に所定の公印付き書類が期日まで弊財団へ提出されない場合は助成金が交付できません。(採択を取り消します)
(6)
「若手研究者枠」は助成対象分野の将来を担う研究者育成を主目的としています。
2024年(令和6年)3月31日以前の時点で満39歳以下が条件です。但し、「若手枠」は研究開発助成、国際交流助成とも各々1回のみの助成採択とします。
※ 39歳以下の研究者が「若手研究者枠」以外に申請することは可能です。
(7)
募集期間は、2023年10月1日 ~ 12月20日24時締切です。
(8)
弊財団は助成研究成果報告書の普及啓発を積極的に行います。
助成研究成果報告書は原文のまま、出版物(冊子・DVD)として約4,000部を配布、弊財団HPや科学技術振興機構の「J-STAGE」に掲載、及び国会図書館等に納本します。出版やオンラインジャーナル等への掲載は弊財団が事前の許可なく任意に行えるものとします。 但し、特許申請等の関係で研究成果報告書の公開を一定期間猶予しますので、その場合は別途ご相談願います。また、「論文の二重投稿」については研究者ご自身でご判断願います。

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