天田財団30年史「人を育て、知を拓き、未来を創る ~天田財団30年の軌跡~」
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2010年~現在熱間チューブバルジ法(アルミ合金管)小径管のバルジ加工3倍拡管技術熱間チューブバルジ法(鋼管)微細管のバルジ加工逐次バーリング細管のレーザダイレス孔抜き加工ダイレスベローズ加工法パラレルリンクベンディングマシンプッシュロータリー曲げ加工法3次元熱間曲げ焼き入れ(3DQ)プロセスCNCスピニング(異形断面)ハイドロフランジング微細管のロータリースエージングハイドロピアシングステアリングコラム電磁成形、バンパースティハイドロジョイニング高強度鋼管、軽量合金管熱間バルジ用アルミ合金管6. 今後の展望 本技術の実用面での進化・複合化と比べて、その裏付けとなるべき理論的・学術的な対応が不十分であるのが現状である。産学相互の一層のレベルアップを目指して、『学』で蓄積されてきた基礎的な知見を踏まえた上での『産』の技術開発に役立つ取り組み(例えば、コンピュータシミュレーションや技術伝承など)の進展に期待したい。また、医療などの分野において有用な極小径部品天田財団が研究助成を行ってきた研究テーマとしてチューブフォーミング分野に該当する研究は6件である。研究テーマとしては、材料試験、計測、Mgなど特殊材料加工が主体となっている。チューブフォーミング技術分野への 研究助成小径化と複合化成形限界予測/管材評価試験法の確立のさらなる実用化にも期待したい。ながら同時に焼き入れ強化する逐次成形法。139

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