天田財団30年史「人を育て、知を拓き、未来を創る ~天田財団30年の軌跡~」
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1990年~2000年~現在FFミルプラネタリレデューサー押上げロール法レーザ溶接管温間縮径圧延鋼管マグネシウムのロール成形円管から異形管の解析的研究ロールボックスサイドドアビームスチールハウスフレキシブルロールフォーミングハイテン材の成形3D弾塑性FEMによるスタンド間の変形解析天田財団が研究助成を行ってきた研究テーマとしてロールフォーミング分野に該当する研究は23件である。研究テーマとしては、ロール成形を含みつつ、ロール関連の研究が多くみられるのが特徴である。ロールフォーミング技術分野への研究助成ル成形と呼ばれる長手方向に断面形状変化を伴う成形については、レシプロ成形からの工法転換が期待される。本技術の広がりには、AI/IoT技術の進化によるロール位置・成形形状のリアルタイムセンシングなど他分野との協業が欠かせない。ロール設計の究極的な目標として、成形段数の見積りは依然として解決すべき課題である。自動車車体の軽量化(ULSABプロジェクト)省エネルギー・環境対応135

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